現在、わが国は欧米を上回る高齢化社会を迎えており、本邦での認知症の患者は200万人にものぼると推定されています。認知症は、通常、記憶障害や言葉の障害などの中核症状以外に、幻覚や妄想などの周辺症状も併発し、介護者の大きな負担となっています。
当院では、このような現状をふまえ、認知症および脳器質疾患を対象とした専門的な治療をおこなっています。当院は、日本老年精神学会の専門医が専門的な治療を行っています。
具体的には、
以下のような問題でお悩みの方は気軽にご相談ください。
*単に老化による物忘れか、認知症なのかしりたい。
*うつ病による物忘れか、認知症による物忘れか判断してほしい。
*幻覚や妄想が出現したが、どのように対処していいか困っている。
*イライラして、怒りやすくなった。対処に困っている。
*徘徊がひどくなった。
*デイサービスに行こうとせず、意欲がない。
*同じ行動や言葉をくりかえし、特定の時間にこだわるようになった。ピック病かどうか診断してほしい。
*初期の認知症らしいが、今後の介護方針をたててほしい。
*幻覚に行動が左右され、レビー小体病という病気のようだ。
*入院しての身体チェックも受付ます。